アクセスありがとう!
お茶の味と香りに、ホッと一息つき、心なごんでいただければ幸いです。
さて、近年お茶の販売に於いて、肥料、農薬等に関する問い合わせが
多くなってきました。
私共と致しましても、出来る限りお客様のご要望にお応えし
情報を開示して、善光園のお茶のおいしさ、安全性、私共の
お茶作りに対する情熱等をお伝えしていきたいと思います。
無農薬を目指したのが、平成5年の頃でした。
無農薬でお茶を作っている人を知らず、周りからは
「農薬をかけずにお茶が出来るわけがない」「経営がなりたたない」
と言われましたが、自分自身が安全なお茶を飲みたい、自然に
対して毒を撒きたくないという思いで赤字覚悟で始めました。
でも、最初の3年位は、夏場の病害虫が発生する時期には
我慢しきれず1〜3回農薬をかけてしまいました。
その間も、「まず土作りだ!」「土が良くなれば茶の木も育つ!」
今まで農薬、化学肥料で土の微生物を減らしてしまったのだから、
まず土の中の自然循環を復活させなければと微生物資材を使った
ぼかし肥料を作り畑にまきました。
4年目に入り自信もつき夏場も無農薬で過ごし有機栽培に一歩
近づきました。 そして無農薬、有機肥料で3年が過ぎ、やっと皆様に
無農薬、無化学肥料のお茶をお届けすることができ、直販を始めました。
今まで親戚、知りあいなどに販売をしてきて大変良い評判をいただきました。
そんな中で北は北海道から南は九州とお客様ができてきました。
もっと多くの方に私どものお茶を知ってもらいたくホームページを公開
することにしました。
これからも、もっともっとおいしいお茶になるよう勉強し努力して
いきますのでぜひ皆様に善光園を育ててくださるようお願い致します。
なぜ、有機栽培なの
私は高校を卒業後、会社員として仕事をしてきた中で、生協に7年程
お世話になっていました。その時に食品添加物、農薬の危険性を知り、
食の大切さに気づかせてもらいました。そして、31歳の時(平成3年)
家業を引き継いでお茶栽培に取り組んだのです。父や周りの先輩、農協の
方などに農薬の事、肥料の事、仕事の手順を聞きながら「良いお茶を
作らなければ」と努力する日々が続きました。そんな中、年間に使う農薬の
多さにも驚いていました。ある日、農薬散布をしていて、「ウッ、気持ち悪い」
と吐き気をもよおす事がありました。「これは危ない。自分がこんなのを
あびていたら、いつか病気になるのではないか」と不安になりました。
実際のこんな経験と前に仕事をしていた生協での知識の中から、
やはりもっと自然に合った安全なものを作らなければと思ったのが
きっかけとなりました。
まずは自分の健康、家族の健康の為に始めたのです。
平成5年から、無農薬・無化学肥料のお茶作りに取り組みました。
手探りの中、勉強と実践を繰り返し、多くの出会いもありました。
そして、私たちが有機栽培で農業をしていくことは、自然環境の為、
ひいては日本の為、地球の為、になる取り組みなのだと自覚しました。
私たちの小さな芽がやがて、大きく広がって昔の自然が戻ってくることを
願っています。
有機・無施肥の問題点
平成5年から今日に至るまで、いろいろな事を試みてきましたが、
これからどうすれば良いのだろうかと考えています。
1.作ったお茶が完売できること。
始めはお茶を作れば、お茶問屋・農協に出すと考えていましたが、H14年に
取引先のお茶問屋が倒産という事態になり、お金が入らないという大ピンチ
がありました。 それで、自分で売るしかないと思いホームページで販売、
イベントにも参加し、少しずつ売れるようになってきましたが、まだまだです。
営業力の無い私には一人ひとり自然栽培のお茶の事を伝えていくしかない
と思っています。
2.労力
有機・無施肥栽培はいかに自然に近づけるか、作物本来の力を引き出せる
か、だと思います。 そんな中、誰もが抱える悩みが草取りです。
草は土にとって、とても大切なのですがお茶の木が草に覆われてしまうと、
日が当たらず成長を止めてしまいます。一年を通しての草取りは重労働
です。 春から夏にかけては一度取っても1ヶ月過ぎないうちに草だらけに
なる事もあります。 そこでボランティアを募集したいと思っています。
今年(H19年)の5月、新茶の時に4人の方が東京から泊り込みで
お手伝いに来てくれました。
もともとにぎやかな家ですが、さらに4人の方が来てくれ夜は毎日宴会の
ような盛り上がりで楽しかったです。収穫の空いた時間に草取りもやって
くれましたが、楽しくやってくれたみたいで本当に助かりました。やはり土に
触れるということは人にとって必要だなぁと思いました。
私のビジョン
多くの方が、私達の畑でボランティアやお茶摘み体験をされる事によって、
周りの農家にも刺激を与え、一人ひとりの意識を変えていくきっかけになる
と思っています。人との出会いは不思議です。いつも新しい何かを与えて
くれます。 農業を知る。食べ物を知る。命には限りがあることを知る。
命を大切にすること、食と命の大切さを多くの人と感じあいたいと思います。