

紅茶とは?
すべてのお茶は同じ種類の木からできる?
ほんと? そもそもお茶の発祥の地は中国。原産地は、中国の雲南省を中心にする広い地域(インド東北部からミャンマーへと連なる広い扇状の地域)といわれています。ここから、製法や発酵の違いによって、驚くほど多くのお茶が作られています。 緑茶・黄茶・ウーロン茶・紅茶。これらのお茶は、実は同じ種類のお茶の木からできているのです。
お茶の学名は、カメリア・シネンシス(Camellia Sinensis)。 つばき科つばき属の一員で、どのお茶も同じ木ですが、大きく分けて、中国・ダージリンなど茶葉の小さな中国種(ver.Sinensis)と、他インド・スリランカで栽培されるアッサム種と(ver.Assamica)があります。 熱帯地方の直射日光を浴びて、紅茶の渋み成分であるタンニンが多い、良質な茶葉ができます。
発酵の違いでお茶の種類が決まる!
紅茶は赤。ウーロン茶は黄。緑茶は緑。茶の色も水色もそれぞれ違います。 その違いは、実は、発酵の違いなのです。お茶は酸化発酵により発酵すると、時間とともに、緑→こげ茶→黒褐色 へと変化していきます。
| 不完全発酵 |
= 緑茶(日本茶・中国茶・清茶) |
| 半発酵 |
= ウーロン茶(ウーロン茶・鉄観音・白茶) |
| 完全発酵 |
= 紅茶(紅茶・キーマン茶) |
緑茶は、発酵する前に、蒸したり、炒ったりします。一定の時間だけ発酵させるのがウーロン茶。 時間をかけてじっくり発酵させ、フルーティーな香りを作るのが紅茶です。
紅茶のグレード
茶葉のグレードとその起源
ワインや日本酒のように、紅茶にもグレード(等級)があります。ただし、紅茶の場合は、品質をあらわしているのではなく、葉のサイズによってグレードが分けられ、用途も異なりますので、同一茶園の同時期の色々なグレードの紅茶を体験してみてください!
よく耳にする名称に、オレンジ・ペコー(OP)があります。飲料メーカーのブランドとしてすっかり有名になりましたね。これは、商品名でも、オレンジの香りがする紅茶でもありません。グレードの区分名を言います。
オレンジ・ペコー(OP)は、細かくねじられた大きい茶葉のことで、BOPは、OPをカットした細かい茶葉のことなのです。
紅茶は赤。ウーロン茶は黄。緑茶は緑。茶の色も水色もそれぞれ違います。 その違いは、実は、発酵の違いなのです。お茶は酸化発酵により発酵すると、時間とともに、緑→こげ茶→黒褐色 へと変化していきます。
<雑学> ペコーはもともと中国茶から来ている名称。中国の緑茶の一種であった白茶の中で、サイズが大きくて白い産毛のあった白毫(パイハウ)が英語化する際になまって、ペコー(Pekoe)となったのです。白毫は銘茶として英国王室でも珍重されていました。 その後、萎凋と乾燥によってゆるやかに発酵させる弱発酵茶の白毫と違い、完全に発酵させた紅茶の茶葉は、水色を鮮やかなオレンジ色にするためオレンジ・ペコーと呼ばれ人気となりました。
出来上がったばかりの茶葉は、2センチから数ミリのものまで、大きさがバラバラです。 サイズが違うと紅茶を入れたとき、茶葉によって渋みが違ったり、開かなかったりと、差ができます。 そのためにふるいにかけ、形を一定にし、仲間わけをします。 それが紅茶のグレード(等級)です。 紅茶の場合は、品質の違いではなく、大きさの分類なのです。 これによって、味も違ってきますし、金額も異なってきます。 紅茶選びの一つの判断基準と思ってください。
最も高級とされているのが、まだ開いていない、針のような新芽だけを摘んだ、シルバーティップスやゴールデンティップスです。取れる量が少量ですから、金額も破格に高額です。是非その至福の味を一度は味わってみてください。
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