先日、とあるワイン会に参加しました。
私の中での“ワイン会”というと、ワインを数本持ち寄って(または店に用意してもらって)、料理やオードブルと合わせながら楽しむもの。ごく一般的なイメージかなぁと思います。
参加した“とあるワイン会”は、ちょっと趣向が変わっていて、毎回食材にテーマがあり、これに主催者でもある酒屋の店主がワインを提供し、シェフはテーマに沿ってワインにマリアージュする料理を提供するもの。私を含め参加者の立場としては、表現がアレですが事の成り行きを素直に楽しめば良い訳で、これほど楽しく肩が凝らないワイン会はないのではと思います。この日のテーマは「美味しい旬の食材とワイン」。
当日供されたワインは次の4本。ロワール1本を除いて全て南仏ワイン。
2005バンドール・ロゼ(ドメーヌ・タンピエ)
2002トゥーレーヌ・ブラン“バヴァルデ”(ドメーヌ・ド・ラ・ブアヌリー)
1990シャトーヌフ・デュ・パプ(クロ・サンタンドレ)
1978コート・ロティ(ヴァロア)
これに供されたシェフ渾身の料理は次のメニュ
三陸産 生牡蠣 赤ワインのビネグル
北海道 様似町より 生鹿ロース肉のカルパチョ
ムール貝のマニエール
グルヌイユ(蛙モモ肉)のブルギニョン
スズキのポワレ カブのソース
豚肉とリ・ド・アニョー(仔羊の喉肉)のクレピーヌポルト酒のソース
ワイン会はワインなどのテーマを変えることで毎回変化をつけることは可能ですが、このワイン会のようにテーマとワインと料理がそれぞれの思惑でそれぞれ最高のパフォーマンスを見せるのは非常に楽しい。後から料理やワインの意図を聞くと、なるほどなぁと感心します。ある意味ワインも料理もプロ同士の“対決”なわけで、ワイン然り、食材然り知識に乏しい私としては毎回非常に勉強にもなるワイン会でもあります。
こうしたワクワクするワイン会を、自分なりにやってみたいなぁと思う今日この頃。
今日は深夜にカリュアド2000を開けました。本来は開ける予定ではなかったワインなのですが。
経緯を説明しますと、ネットでワインを検索していたところ、たまたまカリュアドの2000年ものが目に付きまして、価格を見ると何と約9,000円~13,000円ではないですか。
同ワインは、リリース直後に4,000円台で手に入れた銘柄で、約2倍以上の高騰ぶりに驚き(とはいってもワインの世界ではよくあることですが)、価格上昇に見合ったワインに成長しているのかなぁと思い立ったわけです。
香りはいかにもボルドーらしいカシスなど黒系果実の香りやシダ香がむんむん。色は赤黒+紫といったところで艶やか。
ところが、口に含むと意外に固いのです。果実は広がりを見せる前にタンニンとともに喉を通り抜けていく感じ。酸はしっかりしていて、それは好ましいことですが、いかんせん果実が十分に感じられないため、どこか無骨なリオハのワイン(個
人的な印象です)のニュアンスを思い出しました。
実は約2年前にも飲んでいましたが、閉じたとまではいきませんが、随分と奥行きがなくなったなぁという感じで、これはボトル差なのでしょうか。
それでもタンニンの質はかなりのもので、いわゆるグランヴァンと呼ばれるそれと同じニュアンスを感じるコクがあります。
ワインは果実味の美味さを感じたい私としては、今回のボトルは前回ほどの感動はありませんでしたが、それは贅沢な意見であるかもしれないことを申し添えておきます。
明日も続きを飲みますので良い変化に期待します。
現時点では、価格の高騰に見合うかはかなり疑問です。
ワインは年数を重ねて熟成したものは、その期間にかかる保存などのコストがかかると思われますから、それなりに価格が上がることは仕方ないと思いますが、約2年で2倍というのはどんなものかなぁと考えた試飲でした。
[ 2006/05/04 00:27 ] | 記事カテゴリ: /ボルドーワイン | コメント&トラックバック [0]
毎年5月に差しかかると、おおよそ固まってきたボルドープリムールの情報が聞こえてきます。2006年に販売されるプリムールは2005年もの。
降雨量が少なく、暑過ぎない好天に恵まれた2005年の気候は、収穫時からグレートビンテージになるのではとの情報が錯綜していました。
さて、ワイン・アドヴォケイトの最新号で、ワイン評論家のロバート・パーカーJr氏による2005年ものの評価が発表されました。
同誌によると、ワインの傾向としては2000年ものと類似しているとのことで、ボルドーの右岸・左岸を合わせて9本のワインが100点級の評価を得たようです。
ラトゥール(98~100点)、マルゴー(96~100点)、オー・ブリオン(96~100点)、パプ・クレマン(96~100点)、オーゾンヌ(96~100点)、パヴィ(98~100点)、パヴィ・デセス(96~100点)、ペトリュス(96~100点)、トロロン・モンド(96~100点)
気になる価格ですが、日本での2000年ものの初値は約20,000円、その後わずか数か月で30,000円を越えました。記憶に新しい2003年ものは終始30,000円台でした。2005年物もおそらく30,000円を越えるでしょう。40,000円台の可能性も十分ありますね。
気になる銘柄としてはパプ・クレマン、トロロン・モンドでしょうか。いずれも各アペラシオンでは地味な存在で華々しい脚光を浴びることが少ないですが、今回の評価で価格も跳ね上がることでしょう。とはいえ、さすがに1級シャトーは真正面からは手が出ないので、この2つは2005年の最高峰といわれる所以を検証する銘柄として、何としても手に入れたいところです。
ところで、ワイン好きにとって理想的なワインを飲むペース(周期)はどのくらいでしょうか。シュチュエーションによるので、無理にワインを飲む必要はない!という意見は別として、やはり毎日ワインを飲めればそれに越したことはなく、理想的でしょう。
では、毎日飲むとなると、一日一本なのでしょうか、それとも数日かけて一本なのでしょうか。私は数日かけて一本です。ワインと最高のマリアージュをみせる料理がそろったレストランやワイン会なら、仲間や雰囲気もあってワインも進むでしょうが、自宅でフランス料理を食べることが出来る人は少数でしょうし、相方が一滴も飲めないとなると、ワインと一人で付き合うことになります。また、一日一本のワインを消費するとなると、一本にかける金額も問題となってきます。美味いワイン=高いワインという式は成り立ちませんが、単純にそう考えれば、一本1,500円で計算すると、一月約45,000円になります。同じ45,000を使うなら、私はすこしでも美味しいワインを飲みたい。そして時間をかけて飲むことによる味わいの変化も愉しみたい。たとえば3,000円(但し美味しい)のワインを15本買うほうを選びます。
それに、仕事をしていて遅く帰ってきてフルボトルをあける時間も無いですしね。つまりは、生活のリズムや自分を取り巻く環境、そしてコストなどなど…さまざまな要素を勘案して自分にあったワインライフを送るということですね。そういった意味で、私は自分にあった身の丈のワインライフを送っています(^^)
安くて美味しいワインを買わなければいけない。美味くても高いワインはだめだ。といったことだけでは、ワインライフの根底にあるワイン選びは成り立たないと改めて考えます。人それぞれのワインライフ、それぞれがきら星ですね。
[ 2006/02/28 22:13 ] | 記事カテゴリ: /ボルドーワイン | コメント&トラックバック [0]
「無振動」って簡単に言うけれど^^; ペルチェ式冷却ワインセラー
| 皆さんは「ペルチェ式冷却」なんて言葉を聞いたことはありませんか?
ともあれ、ワイン愛好家なら一家に一台はほしいワインセラー。あらためて構造が分かったところで、どれにするか悩んでみるのも楽しいものです^^。まずは手に入る値段のもので試してみるのもよいのではないでしょうか^^。 | ||||
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