毎年5月に差しかかると、おおよそ固まってきたボルドープリムールの情報が聞こえてきます。2006年に販売されるプリムールは2005年もの。
降雨量が少なく、暑過ぎない好天に恵まれた2005年の気候は、収穫時からグレートビンテージになるのではとの情報が錯綜していました。
さて、ワイン・アドヴォケイトの最新号で、ワイン評論家のロバート・パーカーJr氏による2005年ものの評価が発表されました。
同誌によると、ワインの傾向としては2000年ものと類似しているとのことで、ボルドーの右岸・左岸を合わせて9本のワインが100点級の評価を得たようです。
ラトゥール(98~100点)、マルゴー(96~100点)、オー・ブリオン(96~100点)、パプ・クレマン(96~100点)、オーゾンヌ(96~100点)、パヴィ(98~100点)、パヴィ・デセス(96~100点)、ペトリュス(96~100点)、トロロン・モンド(96~100点)
気になる価格ですが、日本での2000年ものの初値は約20,000円、その後わずか数か月で30,000円を越えました。記憶に新しい2003年ものは終始30,000円台でした。2005年物もおそらく30,000円を越えるでしょう。40,000円台の可能性も十分ありますね。
気になる銘柄としてはパプ・クレマン、トロロン・モンドでしょうか。いずれも各アペラシオンでは地味な存在で華々しい脚光を浴びることが少ないですが、今回の評価で価格も跳ね上がることでしょう。とはいえ、さすがに1級シャトーは真正面からは手が出ないので、この2つは2005年の最高峰といわれる所以を検証する銘柄として、何としても手に入れたいところです。



