Marie Leeについて(自己紹介)
ターニングポイント
絵を描き始めたのは、2001年大学から国際交流基金を頂き、長年の夢だったアメリカに留学していた時のことでした。 Thanksgiving Dayの日のこと。(アメリカとカナダにある祝日のひとつ。感謝祭ともいう。)
その日、一緒に感謝祭を祝うべく友達の家を訪れていました。アメリカでの留学生活は、目標としていた「夢」が現実となり、本当に感謝と喜びの日々でした。その半面、異国の地にいると自分の無力さを認識し、他人のうらやましい点ばかりに目がいき、自信の持てない自分もいました。私は一体どういう人間なのだろうかと一度じっくり向き合うために、たまたま時間もあったので、友人宅の庭にあったロッキングチェアーに腰をかけ、私が生きてきた20年間(当時)を振り返ることにしました・・・
思い返せる全ての出来事、うれしかったことも隠しておきたいこともすべて包み隠さず掘り起こしてみました。私が生まれた時、親から聞いた出来事、保育園・小中高学校時代・そして大学時代・・ いろんなことが頭の中をめぐりました。とても意味深く・楽しい作業でした。するとある一つのことに氣が付いたのです。
「私はクリエイティブなことが好き。でも全て中途半端にしてきた。」ということ。
そこで日々の積み重ねが大切と思い、とりあえず絵を続けて描いてみようと決心。 2001年11月22日のことです。 偶然にも、私の親の誕生日でした。

野菜アーティストとして
最初は草花を中心に描いていましたが、留学後に、たまたま訪れたイタリアの友人宅で育っていたナスビを見て心を奪われました。ナスビがまるで宝石のようにキラキラと光輝き「これが自然のチカラで育った賜物か」とおもうと 自然の力強さ・豊かさに胸をうたれ感動。そのナスビを描きたいと強く思ったのです。そして、そのナスビと向かい合えば向かうほど、いろんな色が目に飛び込んできてどんどん色鉛筆がすすみました。本当に美しいナスビで、その美しさを表現しようとしているわたしの心にも、充実感と喜びが宿りました。
その後、化学肥料や農薬多く使った野菜も描いてみましたが、表情の豊かさに少し欠ける氣がして、野菜をうまく表現できず断念… 以来、有機栽培や自然栽培の野菜を主に描いています。自然の恵み、そして生産者の愛情をたっぷり受けて育った野菜たちを私なりに表現することによって、地球への感謝と恩返しになるのではないか考えるようになりました。
フェアトレードとの出逢い
一年間の留学を終え、再び日本の大学に通い始めた私は、自らの経験を通して留学生の氣持ちを理解するようになり、大学に来ている留学生たちと頻繁に遊ぶようになりました。
ある日、カナダ・バンクーバーからの留学生Mちゃんから、フェアトレードの雑誌「people tree」を紹介されました。フェアトレードという言葉をはじめて知ったときです。その後、友達数人での集団購買や、大阪のフェアトレードショップINE(アイネ)にも、遊びに行くようになりました。大学4回生になり、フェアトレードに詳しい先生が大学に赴任してこられ、その先生のもと、友人数名でフェアトレードのサークル『結-ゆい-』を発起。構内でのフェアトレード商品の常設等、少しずつ活動を始めることになりました。
手描きの服に・・
野菜画を描くほかに、より身近にアートを感じてほしいと衣服・食器・生活雑貨にも絵を描き始めたのは、大学を卒業してから1、2年ほど経ってからです。
特に手描き服では、せっかく、フェアトレードに関わっているのだから、フェアトレードの衣服や自然に優しいオーガニック素材のものに描こうと思ったのがきっかけで、今の手描き服のスタイルになりました。
材料費も時間も勿論かかりますが、その分人々とのつながりや温かみを感じることの出来る一着になります。
お客様のイメージと色で、その方だけのオリジナルな絵を描かせていただくこともあります。描くのは主に草木・野菜類です。
これからのこと・方向性
2007年から手織物も始め、ますます表現の場が広がりました。私は何かを表現することや創り出すことが好きで、表現方法として特に絵にこだわっているということではありません。
今は、たくさんの出逢いや仲間達と関わる中で、自分の位置と可能性を見つけられたらなぁと思います。どのような方法であれ、Marie Leeという媒体を通して、地球への敬意、感謝を表現し、そして自然のエネルギーを感じることができる作品を創っていきたいです。

蓮根Marie
『見かけは葉物、中身は根菜。特に粘り氣の強い蓮根』
これは、私の友達の一人がMarie Leeという人物を、野菜を使って表現してくれたものです。これを聞いたとき自分のなかにピタッとはまり、とても落ち着きました。これ以上の表現がないというくらい氣に入っています。
こういう話に何人の方がついてくるのか分かりませんが、もう少し詳しく言うと、私の頭の中には「ハス」の花が咲き、心には「蝶」が住んでいます。ハスは白色で少し黄色(金色)の筋がスーッと入っており、そして左側の花びらが少し「クニャ」っとなっています。これは、あるディジュリドゥ(オーストラリア先住民の民族楽器)のライブで、瞑想していた時に浮かんできたイメージです。 それが分かった時は、その「クニャ」っとなっているところを無理やり伸ばそう伸ばそうとしたのですが、それは違うと感じたので、そのままにしておくことにしました。完璧な形のハスの花より、そっちの方が私らしい。それも頭の中に咲く個性ですよね。きっと。
心の中に住む蝶はMarie Lu(マリールー)という名前もついています。
野菜アーティストとしての活動は 今現在、知り合いの農家さんのところを訪れ農作業を手伝わせていただき、生産者の方と顔の見える関係で野菜絵を描いています。
心でつながり、心で感じ、心で描く絵が目標。
現在 お世話になっている生産者さん。

Marie Lee(マリーリー):1981年大阪生まれ
好きな色:特に若草色・赤ピンク系
好きな人物:ディックブルーナ(堅実で理想的な生き方)
JCMAS認定パーソナルカラーコンサルタント